日本でLINEを利用している人の数は月間9,000万人以上、そのうち85%は1日に1回以上利用していると言われています。そのため、最近では顧客管理や販売促進ツールとしてLINE公式を導入する事業者が増えています。
この記事では、LINE公式とその拡張機能であるLステップを導入する際に、IT導入補助金を活用すべき理由と、IT導入補助金の申請方法についてご紹介します。
- ① LINE公式、Lステップ2年間の利用料を1/2に削減できる。
- ② 運用サポート費用2年分が経費対象となるため、その期間中に運用方法を身に付けることができる。
- ③ IT支援事業者(ITベンダー)が補助金申請をサポートするため、申請手続きの負担が少ない。
LINE公式・Lステップは2023年度のIT導入補助金の対象ツールです
IT導入補助金には大きく3つの申請枠があります。
- ①通常枠(A・B類型)
- ②デジタル化基盤導入枠
- ③セキュリティ対策促進枠
LINE公式やLステップのような販売促進や顧客管理のITツールは、①の通常枠A類型での申請に該当します。通常枠A類型の場合、申請額(事業経費の税抜額)に対して1/2の補助率で、最大150万円が国から補助されます。
2次締切分 | 3次締切分 | 4次締切分 | |
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締切日 | 6月2日(金)17時 | 7月10日(月)17時 | 7月31日(月)17時 |
交付決定日 | 7月11日(火)予定 | 8月22日(火)予定 | 9月12日(火)予定 |
事業実施期間 | 交付決定~11月30日(木) | 交付決定~11月30日(木) | 交付決定~11月30日(木) |
実績報告期限 | 11月30日(木)17時 | 11月30日(木)17時 | 11月30日(木)17時 |
2023年度IT導入補助金の申請スケジュールは、7月31日締切分まで発表されています(2023年5月15日現在)。詳しくは下記リンク先を参照ください。
2023年度IT導入補助金申請スケジュール
どんな事業者が『LINE公式』『Lステップ』×『IT導入補助金』を活用すべきか?
- ★自社のWEBサイトは持っているものの、販売促進、顧客管理ができていない
- ★LINE公式、Lステップ導入は決めているが、コストが見合うか心配
- ★IT投資の経験がなく、今後、専門家のサポートで継続的な顧客獲得・売上UPを図りたい
その他、広告運用やコンテンツSEOを行っているものの、成果が出ていない方は、一度LINE公式を使ったマーケティングを検討するのもよいかもしれません。
『LINE公式アカウント』と『Lステップ』の違いは?
「LINE公式アカウント」と「Lステップ」は、LINEビジネスコネクトのサービスで、それぞれ下記のような異なる機能を持っています。
「LINE公式アカウント」は、企業や店舗が顧客に対し情報発信を行うなどしてビジネスに活用されるアカウントのことを呼びます。
LINE公式アカウントでできる機能としては、
①友だち登録した人へのメッセージを一括配信できる
②個別のトークルームでチャットが可能
③ショップカード機能でポイントカードの作成ができる
④クーポン機能でデジタルクーポンを発行できる
などです。
「Lステップ」とは、「LINE公式アカウント」と紐づけて使用することで、機能を追加できる便利なツールです。「Lステップ」でできることは、
①自動でシナリオ配信、リマインド配信ができる
②顧客をグループ分けするタグ機能が使える
③特定の顧客だけに配信するセグメント配信ができる
④顧客のデータ管理、計測をするスコアリング機能が使える
などです。
以上のように、「LINE公式アカウント」と「Lステップ」はそれぞれ異なる機能を持っています。
LINE集客のプロが運用のサポートをいたします
LINEマーケティングを中心に、導線設計や文章作成、顧客分析など幅広い分野で経験を積み、3年間で150アカウントを構築、累計売上5億円を達成したLINE集客ライター&マーケッターの旁川 喬滉(かたがわ たかあき)氏によるLINE公式・Lステップの運用サポート費用が最大2年間半額で受けられます。
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IT導入補助金の申請方法と利用の流れ
IT導入補助金の申請から報告までの流れは以下の通りです。
① 申請の準備
特に、gBizIDプライムアカウントの取得には2週間ほどかかる場合があります。別の助成金手続きでも使うことが多いので、機会があれば取得しておくことをお奨めします。
②必要なITツールを登録しているITベンダー(支援事業者)の選定
相談したいITベンダーは、下記リンク先のIT導入補助金公式HPで検索して探すことができます。
https://www.it-hojo.jp/applicant/vendorlist.html
③交付申請手続きと交付決定
前述のスケジュール表にある通り、申請から交付決定までにはおよそ1ヶ月かかります。
申請者は、必ず交付決定を受けてからLINE公式またはLステップを導入しなければなりません。交付決定が下される前に導入した場合、補助金が交付されませんのでご注意ください。
④LINE公式、Lステップの導入と支払い
LINE公式、Lステップの構築・設定をITベンダーが行います。
構築(納品)が完了したら、申請者はITベンダーに料金全額を支払います。
⑤事業実績報告を行う
申請時の内容通りにLINE公式もしくはLステップが導入されているか、運用しているページのURL、画面キャプチャやログイン画面等で確認が行われます。また、申請者からITベンダーに対して申請時の総額が一括で支払われているかを支払証憑で確認します。
⑥補助金の交付
事務局に事業実績報告後、審査内容に問題がなければ、申請者に対して補助金が交付されます。
IT導入補助金を申請する際に注意すべきこと
下記の点に注意してIT導入補助金の申請を行ってください。
まとめ
この記事では、LINE公式とその拡張機能であるLステップを導入する際に、IT導入補助金を活用すべき理由と、IT導入補助金の申請方法、さらに、IT導入補助金申請をする際の注意点についてもご紹介しました。
弊社では、IT導入補助金の申請から報告まではもちろん、IT支援事業者になって中小事業者を支援したい方の登録サポートもしております。
また、LINE公式、Lステップの導入や運用方法については、上述したLINEマーケティングの専門家、旁川 喬滉先生をご紹介いたします。
ご不明な点があれば、無料相談も承っていますので、気兼ねなくご相談ください。
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