IT導入補助申請前の経営課題明確化が不採択回避への鍵です!
IT導入補助金の申請において、「みらデジ経営チェック」が必須となりました。昨年度までIT導入補助金の交付申請の際に、経営課題デジタル化状況のチェック項目がありました。今年度からは、それを導入前に別サイト「みらデジ」のマイページでチェックを行うことが必須となりました。

今年度からなぜ「みらデジ経営チェック」が必須になったかというと、交付申請の時点で導入するITツールと申請事業者の経営課題にズレがあり、不採択になるケースが少なくありませんでした。しかし、「みらデジ経営チェック」を行うことで、導入すべきITツールと支援事業者を正しく選定できるようになります。

みらデジ経営チェック


「みらデジ経営チェック」とは?

「みらデジ経営チェック」とは、経済産業省中小企業庁が運営する「みらデジ」のサイト内で、事業者が自社の経営診断をするためのツールです。これは中小企業のデジタル化を進めるために開発されたシステムで、事業者が抱える経営課題やデジタル化の状況をチェックし、課題解決のポイントを具体的に数値化・グラフ化してくれるものです。事業者はこの結果を基に、自社で課題を解決するか、支援機関のサポートを受けるかを選択することが可能になります。


「みらデジ経営チェック」がIT導入補助金の申請要件に追加されました

「みらデジ経営チェック」が必須になった理由は?
これまで、IT導入補助金の交付申請の過程で、経営課題やデジタル化の状況をチェックする欄がありました。しかし、補助金申請の時点で導入するITツールと申請事業者の経営課題にズレがあることもあり、それが理由で不採択になることが散見されました。「みらデジ経営チェック」を事前に行うことで、自社の経営課題を明確化し、どのITツールを導入すべきか、どのITベンダー(支援事業者)に申請サポートするべきかを正しく判断できるようになりました。

みらデジ経営チェックの手順は以下の通りです!

  1. gBizIDプライムアカウントの取得
    ※ IT導入補助金申請にも gBizIDプライムアカウントの取得が必須です。
    取得のし方についてはこちら ➤gBizIDプライムアカウントの取得
    ★gBizIDプライムアカウントの取得完了までには2週間ほどかかる場合があるので注意!
  2. 「みらデジ」への利用者登録
  3. 「みらデジ経営チェック」を行う

みらデジ経営チェック」の利用方法と手順

①利用者登録を行う

ステップ1
下記のページから「みらデジ」の新規利用者登録を行います。
https://www.miradigi.go.jp/

ログイン新規登録

ステップ2
gBizIDプライムアカウント取得時に使用したメールアドレスを入力して送信します。
みらデジ事務局(info@miradigi.go.jp)から届いたメールにを開き、記載されているURLリンクをクリックします。

新規登録

ステップ3
gBizIDを取得していますか?
の質問に対して、「取得している」を選択すると、gBizIDのログイン画面に移行します。

ステップ4
gBizIDプライムアカウントのIDとパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。

gBizIDプライムアカウント

ステップ5
アカウントの本登録画面へ移行するので、会社情報などを入力します。この時、gBizIDが「連携済み」となっていることを必ず確認します!

ステップ6
必要情報をすべて入力すると、確認画面に移行するので、「登録」ボタンをクリックすると登録が完了となります。

利用者登録完了

②みらデジ経営チェックを行う

次に、事業者マイページより「みらデジ経営チェック」を行います。5つの設問に回答します。簡単なものばかりなので5分あれば済む作業です。

みらデジ経営チェックを行う

チェック項目1
「経営者としての夢・ビジョンについて」

経営者のビジョン

チェック項目2
「経営上の課題について」

経営課題

チェック項目3
「ITツール・サービスについて」

ITツール・サービスについて

チェック項目4
「経営やデジタル化に対する取り組み状況や意識について」

デジタル化の取り組み状況

チェック項目5
「経営課題への解決方向について」

デジタル化の取り組み状況

みらデジ経営チェック」の結果(例)

5つの設問に答えると、下記のような結果が表示されます。結果はグラフ化されて表示されるので、事業者は自社の経営課題デジタル化の状況を認識することが容易になります。

結果・経営課題
取り組むべき課題

IT導入補助金申請における「みらデジ経営チェック」の注意点

2023年度のIT導入補助金申請から申請要件となった「みらデジ経営チェック」ですが、何に注意すべきなのでしょうか。
IT導入補助金申請を審査する立場になって考えてみましょう。

例えば、「みらデジ経営チェック」販路開拓に経営課題があることが示されているのに、IT導入補助金申請で会計ソフト導入を考えたとします。この場合、経営課題解決すべきITツールの整合性がないと事務局に判断されるため、審査上の減点対象となるでしょう。
もし、販路開拓に課題があるのであれば、販路開拓の基盤を築くためにECを新規に導入する、もしくは、MAツール(販売促進ツール)を導入するという選択がより正しいと言えるでしょう。

このように、「みらデジ経営チェック」の導入は、事業者の経営課題を見える化することが目的の一つですが、IT導入補助金の視点で考えると、申請数が増えてきた現在において、審査の公平性、効率化をすることがもう一つの目的と考えられます。

このあたりを留意して、IT導入補助金申請の際には、ITベンダー(支援事業者)に相談しながら、申請内容と導入するITツールをしっかりとチェックしましょう。


まとめ

この記事では、IT導入補助金の交付申請に必要となる「みらデジ経営チェック」について解説しました。みらデジ経営チェックの手順についてまとめた上で、みらデジ経営チェックを前もって行い、自社の経営課題を明確化し、適切なITツールを導入することの重要性を解説しました。


弊社では、IT導入補助金の申請から報告まではもちろん、IT支援事業者になって中小事業者を支援したい方の登録サポートもしております。
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