IT導入補助金の11月末までの申請締切スケジュールが発表されました。
IT支援事業者である弊社にも、IT導入補助金の問い合わせが多く入ってきています。
あらためて、事前準備すべき内容について整理したいと思います。
IT導入補助金2022の概要についてはこちら
※追加のスケジュールはIT導入補助金2022公式サイトを確認ください
それでは、1つずつ確認していきましょう。
Contents
まず準備すべきこと(法人・個人共通)
gBizIDプライムの取得
IT導入補助金を申請することが決まったら、まずgBizIDプライムアカウントの取得をしてください。
IT導入補助金の申請はインターネット上の専用ポータルサイトで行います。そのログインIDを取得します。
※印鑑証明書が必要です。
※取得には1~2週間かかりますので最優先でアカウントの取得をしてください。
※gBizIDプライムです。gBizIDエントリーと間違えないでください。
↓下記からgBizIDプライムアカウント取得してください↓
https://gbiz-id.go.jp/top/
「SECURITY ACTIONの自己宣言」
- 2番目の必須要件として、SECURITY ACTIONの自己宣言を行う必要があります。これは、中小企業自らが情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する取り組みです。
1つ星(☆)または2つ星(☆☆)の宣言を行ってください。
手続きについては難しくありません。下記ページに示してありますので手順通りに行ってください。
↓SECURITY ACTIONの自己宣言はこちら↓
https://www.ipa.go.jp/security/security-action/it-hojo.html
必要書類を準備しましょう
次に、下記の必要書類を準備してください。
法人と個人事業主で違いますのでご注意ください。
法人の場合
- 履歴事項全部証明書(申請日から3ヶ月以内)
- 直近の法人税納税証明書(その1かその2) ※税務署で発行されたもの
履歴事項全部証明書

納税証明書(法人)

個人事業主の場合
- 確定申告書Bの写し(直近のもの)
- 直近の所得税納税証明書(その1かその2) ※税務署で発行されたもの
- 運転免許証もしくは住民票
納税証明書(個人事業主)

IT導入補助金のスケジュールを確認しましょう
ここで、申請から補助金入金までの流れを整理します。
ご注意いただきたいのは、先に全額の支払いを済ませた後に補助金が入金されるということです。
「申請」⇒「審査」⇒「採択」⇒「ITツール導入」(購入)⇒支払い(※ここで全額支払い)⇒「報告」(※支払証憑など必要)⇒「補助金交付」
11月末までの申請締切が出ています。
早めの申請を心がけましょう!
申請締切(デジタル化枠)

申請締切(通常枠)

↓スケジュールの詳細は公式サイトをご確認ください↓
https://www.it-hojo.jp/schedule/
その他、注意点
- 補助金はあくまで手段です。申請の目的が何かを考えましょう。
- 「デジタル化枠」をお奨めしていますが、申請可能か見極めましょう。
- 補助金には下記のリスクがあるので頭に入れておきましょう。
①交付までに時間がかかる
②先に事業経費を全額支払う必要がある
③効果報告の義務(通常枠3年、デジタル枠1年)がある - 申請者のみではこの補助金は申請できません。必ずIT支援事業者へ相談しましょう。
IT導入補助金申請チェックシートを活用してください
※申請時に必要な最低限準備すべきものをまとめましたので、
下記をダウンロードしてお使いください。

以上、IT導入補助金の申請をお考えの方はまずチェックシートを確認して申請が可能かをご判断ください。
その上で、サポートしてくれるIT導入支援事業者(ベンダー)を見つけて相談しましょう。
申請が決まったら、早めのご準備を!!
IT導入補助金については過去のブログにまとめてありますので、こちらも参考にしていただければ幸いです。【いちからNews (ichikala.com)】
↓その他の補助金・助成金はこちら↓
IT導入補助金が皆様の事業の支えや成長、業務の効率化につながることを願っております。