業種:受験会場の運営
内容:ECサイトの導入
年度:2022年

支援に至った経緯

都内某所に本店を持ち、全国の会場でCBT試験(パソコンを使用した試験方式)を運営している企業様からの依頼がありました。

ECサイトの導入にIT導入補助金を使用したいという要望で、公式HPの検索で弊社を見つけての問い合わせでした。

受験会場

事業者様が抱えていた課題

悩み

これまでは企業案内用のHPのみであったため、テスト会場への受験申込があると、その後の連絡や決済についてはメールでやり取りを行っていました。

全国に各会場があり、会場が今後増えてくることを想定しており、業務の効率化を求めていました。

ご提案によって解決したこと

Shopify

今回、IT導入補助金でShopifyを導入することで、受験コースの申込と教材購入をスムーズに行うことができるようになりました。

今後、全国のテスト会場と受験コースの種類が増えた時でも、Shopifyであれば運用が容易であるため、業務の負荷がかからないという点でもお客様はたいへん喜ばれていました。

補助と実際の負担額

IT導入補助金・対象経費(ECサイト導入費合計)1,100,000円(税抜)
IT導入補助金・対象経費(初期支払総額)1,210,000円(税込)
IT導入補助金・交付総額 788,888円(税込)
お客様の自己負担額 421,112(税込) 

ECサイトの導入費の内訳として、2022年度のIT導入補助金デジタル化枠では、導入コンサル導入設定最大2年分の保守運用経費を計上することができます。

また、デジタル化枠では、PC・タブレットの購入費用として最大100,000円の補助を受けることが可能です(通常枠では計上できません)。


デジタル化枠の補助額の計算は複雑ですので、上記のように「補助金シュミレーター」を活用して計算してみてください。


IT導入補助金×ECサイト導入のポイント

2022年度のIT導入補助金の採択率は高い数値を示しています。
特にデジタル化枠80%を超える採択率となっています(これまでの採択率の推移はこちら)。

ただし、100%交付されるものではありませんので、以下の点にご注意ください。

  • ECサイトはデジタル化枠のみ申請対象会計・受発注・決済以外のソフト、ツールとの組み合わせは不可)
  • ECサイトのリニューアルは申請対象外新規ECサイト制作のみ
  • 既存HPへのEC機能の追加はOK(ただしカート機能のあるページのみ対象)
  • 最大2年分のCMS(カート)利用料が対象経費として計上可能

スケジュールと申請準備

IT補助金の申請締切の期限が迫ってきております。
※2022年度のIT導入補助金デジタル化枠の最終申請締切は、2023年1月19日(木)17時です。(詳しいスケジュールはこちら)

申請をお考えの方は早めにご準備ください。
申請に必要な書類については、過去のブログに記載しておりますので参考にしてください。
IT導入補助金の事前準備で必要なこと – いちからNews (ichikala.com)

弊社では、IT導入補助金の無料相談も承っております。
下記のカレンダーもしくは、問い合わせフォームからお申し込みください。

IT導入補助金2022の概要はこちら
IT導入補助金の申請時に間違えやすい3つのこと
IT導入補助金2022の準備・チェックシートはこちら