【比較】無料で使えるネット予約システム

個人店舗の運営や小さな会社の経営をしていく中で、電話やメールの顧客対応に困っているという声をよく聞きます。

今回は、そんな事業者様にお勧めしたい、無料かつ簡単に扱えるネット予約システムを比較してみました。

Contents

無料で簡単に扱えるネット予約システムは？

主要な３つのネット予約システムを比較してみました。

STORES予約

ネットショップで有名なSTORESを運営している、ヘイ株式会社の予約システム。無料でも十分な機能が備わっており、月に100件/以内の予約であればSTORES予約が使いやすく、お勧めです。

ライトプラン：8,778円（税込）
スタンダードプラン：26,378円（税込）
※有料プラン詳細はコチラ

Square予約

Square決済で有名なSquare,Inc.が、日本向けに2022年５月に開始したサービスです。決済手数料が安い（3.25％）点と、iosとAndroidの両アプリに対応している点が、他よりも優れている点です。

プラス：3,300円（税込）
プレミアム：8,800円（税込）
※有料プランの詳細はコチラ

Airリザーブ

AirレジやAirペイ等を提供しているRECRUITのサービス。無料でもキャンセル待ちや予約カレンダーの埋め込みがあるのが長所です。事前決済はできませんが、既にAirレジを導入している場合は顧客情報を連携できるのでAirリザーブがお勧めです。

ベーシック：5,500円（税込）
プレミアム：お問い合わせ
※有料プランの詳細はコチラ

では、無料ではじめる場合、どの予約システムを選ぶべきなのか？
それぞれ長所と短所があるので、ご自身の状況と照らし合わせて、何を重視すべきかを考えて予約システムを選んでください。

【長所】

無料でも総合的に十分な機能を有しています。さらに、Coubic（クービック）という月間250万人が利用する予約サイトに無料掲載できる点も強みです。

【短所】

広告非表示は有料、Androidアプリ無し、月間予約件数の制限あり（有料では無制限）、カレンダーの埋め込みは有料。

【長所】

無料でも広告非表示。予約数無制限。ios、Androidの両アプリに対応。キャンセル料の徴収可能（有料）。

【短所】

日本では後発のサービス（本社アメリカ）。JCBカードは有料から利用可。

【長所】

広告非表示。予約数無制限。無料でも外部サイトにカレンダー埋め込みが可能。顧客情報をAirレジと共有できる。

【短所】

DM、メルマガ機能なし。事前決済機能なし。

さらに、ネット予約システムの導入により、販促拡大の可能性が拡がります。
下記のような場所にURLリンクやQRコード、予約ボタンを設置していくとよいでしょう。

※Googleマイページと連携できる「Googleで予約」は、Square予約、STORES予約で対応していますが、レストラン、美容、フィットネス等に限定されていますのでご注意ください。https://www.google.com/maps/reserve/

※その他、機能の変更や追加がされている場合もありますので、各公式ページで機能を十分確認の上、導入してください。

STORES予約がおすすめ

弊社では、無料でも使いやすく高機能のSTORES予約をお勧めしています。特に事業のスタートアップ時、予約件数が少ない（100件/月）事業者様であれば、STORES予約を試してみるのがよいと思います。

もし、ZOOMと連携をしたい、広告を非表示にしたいなど、有料プランが必要な場合は、IT導入補助金を活用するのも１つの手段です。最大２年分の利用料が補助されます。

２年前からのコロナの影響で、ネット販売、ネット予約は避けては通れない売上アップの手段となりました。

無料かつ簡単に、ネット予約、顧客管理をしていきたいとお考えの方は、これを機に導入を検討してみてはいかがでしょうか？

次回は、具体的にネット予約システムを使って、オンラインサービスをどう提供していくかを考えていきたいと思います。