今回は、クライアント様の要望があり、サーバーの契約とドメイン取得、そしてWordPressの導入までを行いました。 今や、スマホやタブレット、パソコンはもちろんのこと、TV画面からでもホームページ(WEBサイト)へのアクセスが簡単になりました。 情報発信、情報交換、モノの売り買いのために必要なWEBサイト構築に必要なサーバーと新規ドメイン取得のお話です。
Contents
サーバーとは?
直訳するとテニスやバレー等のサーブをする人となってしまいますが、それ以外に「給仕人」「大型の皿」「盆」という意味もあり、 IT用語では「供給端末」と訳す場合が多いようです。(⇔クライアント:顧客端末)
ドメインとは?
和訳すると「領地」「領土」「所有権」という意味から、 インターネット上の「住所」「私書箱」といったところです。
HPを持つためには、なぜサーバーとドメインが必要か?
家に住むことに喩えてみると、 「土地建物」が「サーバー」で「住所・連絡先」が「ドメイン」となります。 「ドメインの取得」=「インターネット上の登記」ということになるでしょうか。 戸籍を登録してはじめて、住民として公に認められ、郵便物が送られてくるといったイメージです。
サーバー選びの基準は?
今回は以下の3点から「エックスサーバー」を選びました。
- 集客・SEO対策に優れている ⇒住所があっても連絡が来なくては意味がない!
- 高い安定性・大量アクセスでも耐えられる ⇒喩えるならば「耐震構造」。一度に多くのお客様来訪に対応できるか?
- 独自SSLが無料で利用できる ⇒やり取りしたモノやお金、情報が外部に漏れないか。
※SSLとは、通信を暗号化する技術で、URLの先頭が「https」となるもの) ⇒サーバーとクライアントPC間でクレジットカード情報等、気密性の高い情報を安全にやり取りするため
サーバーのレンタルはいたって簡単
下記のような流れでレンタルサーバーを申し込みます。
- サーバー初期設定料金&月額利用料の確認
- エックスサーバーの申込み
- 設定完了メールの受信⇒サーバーアカウント設定完了 ※お試し期間10日間付
- 料金の支払い:クレジットカード/銀行振込/コンビニ支払から選択
- 支払い確認メール受信⇒本契約開始 今回は、最も低価格のX10プランを申し込み。初期費用3,000円と月額900円。
いよいよドメインの取得(⬅ココが大事!)
エックスサーバーのインフォパネルからドメインの取得をします。 ※メールで送られてきている「サーバーパネル」に使うアカウント情報と「インフォパネル」に使うIDやパスワード等の情報は必ず控えておくこと。
- インフォパネルにログインしの「追加のお申込み」から「新規取得」を選択 ※ご存知のように「.com」「.jp」「.ne.jp」他、使用料(年額)が大きく異なります。
- 希望のドメイン名を入力して「検索」ボタンを押すと、【この独自ドメインは申し込むことが可能です】と表示されたら申込み可能です
- 「申し込む」ボタンを押して確定
- 登録メールアドレスに連絡が来ます
- 支払い手続きをします
手続きを済ませて、いざ出航!
【サーバー料金】 初期費用 3,000円+年間契約料12,000円+消費税=16,200円 【独自ドメイン】 新規取得・利用料1年 1,500円+消費税=1,620円 ※実は今回、「キャンペーンドメイン」に申し込んだため、上記の1,620円はかかりませんでした。支払いはサーバー料金の16,200円のみ。一括で支払完了。
「ドメイン取得完了のお知らせ」のメールが届く⇒サーバーパネルからログイン。 「ドメインの設定」と「ドメインの追加」⇒ドメイン取得の完了! ※「ここで無料独自SSLの設定追加」「Xアクセラレータ」の❑に☑を入れる⬅コレが意外に重要だったりします。 いかがでしょうか? ここまで、サーバー契約から24時間後に完了ということで、意外に時間も手間も掛かりませんでした。 今回のサーバー契約とドメイン取得はあくまで「入り口」に過ぎないということ。WEBサイトを開設し、日々運用していくのが本来の目的なのですから・・・。 皆様も快適なWEBサイト活用に向けて、チャレンジしてみてはいかがですか?