どんな偉大な会社でも創業の時期には、資源が乏しいことが多いものです。
お金はその代表ですね。忘れがちなのですが、「創業」って多くの支援策があり、こちらの代表格もまた「お金」です。
そこで、創業期に利用できる融資の種類についてご紹介します。
政策金融公庫
概要
「コーコ」と言われる政府系の金融機関です。性格上、創業の支援には積極的で日本で最も創業融資をする金融機関と言えます。 対象者の属性(年齢・性別)や業種、状況(創業期以外も含め)て様々な商品があり、創業融資にも積極的です。
金利
商品等によりますが、一般的には、2%程度の金利が標準的です。
その他: 創業期に利用できる「新創業融資」は自己資金要件や業界勤務経験がある場合があります。 https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/04_shinsogyo_m.html
信用保証協会
概要
政府系の保証会社です。直接貸し付けを行わず、保証料を支払って保証をしてもらうことで、金融機関から融資を得られます。創業期は100%保証(返済不能時に100%保証協会が支払いを行う)が一般的です。
金利
1%台が中心です。さらに、基礎自治体(杉並区等)から金利の補助を受け 1%を切る融資も可能です(杉並区の場合、0.3~0.5%) ただし、信用保証料がかかります。原則、初回に全額支払います。 保証率は0.45~1.9% 100万円の5年返済、料率1.03%の場合約3万円となります。
https://www.cgc-tokyo.or.jp/business/guarantee_fee/index.html
東京都女性若者シニア創業サポート事業
概要:都内で女性または、39歳以下、54歳以上の男性が創業(創業から5年以内含む)する場合に利用できる低利融資
金利: 1%以内(実態として1%が多い) 概要 融資を受ける前、受けた後(5年間)のハンズオン支援が受けられる。
まとめ
代表的な金融商品のみを紹介していますので、実際に利用される際には担当の金融機関の方にお問い合わせください。