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2019年11月1日

知ってお得! 毎月の給与振込手数料が・・・

※2020年1月料金改定があり、最低額が220円に改訂されています

創業期に借入でお世話になる信用金庫や信用組合。

担当者との距離が近く、

創業という一番の厳しい時期に

色々と相談に乗ってもらうことができる頼りになる存在です。

 

ただし、メインバンクとして使おうと思った時に厄介なのが、

「振込手数料の高さ」ではないでしょうか。

 

こちらからの請求であれば振込手数料は先方が負担してくれるものの、、、

従業員向けの毎月の給与となるとかなり負担も多くやっかいです。

 

一般的に、従業員は、信金・信組の口座をもって無いですしね。

昔は、《このために会社ごとに指定の銀行で口座を作ってもらう》ということもよくありました。

その振込手数料が条件によっては無料になるってご存知でしたか?

創業融資を得た後、

支援先を訪問した際にこのお話をお伝えすると、

 

「どうしてもっと早く教えてくれなかったのですか!」と、

 

お叱りを受けることがあったので下記のようにまとめてみました。

 

そもそも振込手数料はいくらなのか?

《当社がメインバンクとして使わせて頂いている西武信用金庫さまの場合》

Web bankの振込手数料は以下の通りです。

お振込金額 同一店あて 本支店あて 他行あて
5万円未満 無料 無料 324円
5万円以上 無料 無料 540円

 

5万円以下の給与の従業員は多くないと思いますので

1名につき540円 12か月で 6,480円です。

3名だと 6,480円×3名=19,440円 約2万円になりますね。

シフト勤務の飲食店などになると、3名体制を10名程度で回すこともあり

そうなると年間6万円超。それなりに、豪華に忘年会ができそうです。

 

「給与振込」を使う!

ご存じない方も多いのですが、

Webbankには「給与振込」という振込形式を持つケースがあります。

「振込指定日の◯営業日前まで」に手続きをする「給料」の振込の際に利用できます。

 

その金額がWebbank経由だと、
なんと、「無料」→220円です。(2020年1月に改定されました)

https://www.shinkin.co.jp/seibu/tesuryou/furikomi.html

 

内 容 他行あて
総合振込依頼書(連記式電信扱い)でのお取扱い 440円
総合振込依頼書(登録式電信扱い)でのお取扱い 330円
ファームバンキング、しんきんファクシミリ振込、ビジネスWeb、MT、FDでのお取扱い 220円

 

必要手続き

1)インターネットバンキングの契約(月額利用料1080円)

2)「事前登録方式 受取人 登録・変更・削除 依頼書」を入手(窓口)

3)口座情報等記載

4)口座がある支店の窓口に提出

5)着金日の3営業日前までに振込手続きを行う

 

確認事項

1)振込・振替→受け取り人番号指定

→最後に振込先口座名の確認は出るが番号と名前は控えておく

2)振込指定日を必ず 3営業日以上開ける

→注意喚起等は出てこない

3)振込手数料がゼロで振込ができていればOK